クリスマス・ハザードマップ【in 福岡】
«サムネ用»
クリスマスが今年もやってくる(絶望)
毎年、この季節になると『リア充』と呼ばれる危険生命体が突如大量発生する。彼らは常に群れで動き、『ラブラブオーラ』と呼ばれる目には見えない物質を発する。この瘴気に当てられた人々の中には、目眩や立ちくらみ、頭痛などの他に、劣等感を植え付けられたとする精神障害を訴えるものもいるため、症例を見れば有害物質であることは明らかである。
そんな今まで謎の危険生命体とされてきた『リア充』たちだが、近年の研究により大量発生する場所が局所的だということが発見された。今回はそんな『リア充』たちから身を守るために、大量発生する場所を書き記したハザードマップを作成した次第である。
第3位:中洲川端
危険度:★★★☆☆
福岡で飲み屋が有名な街である。「え?じゃあ仕事帰りのオッサンしかいないんじゃないの?ww」と思ったそこの童貞、そういうとこやぞ。
この中洲川端という場所は天神と博多という2大都市の真ん中に位置しており、どちらからでも歩いて行ける。つまり、『デートの後に中洲川端でご飯を食べる』ムーブは"サンダーノラゴンナットレイ"並の超テンプレデート構築である。さらに、住所的にはギリ博多だがキャナルシティと呼ばれる陽キャ用複合施設まである。
☆キャナルシティってなーに?
オシャレなカフェやファッションブランドに加え、ウルトラマンショップなどの子どもも楽しめるお店が複合されたショッピングモールである。中央広場ではタダで噴水ショーを見ることが出来、特にクリスマスになると画像のようにインスタ映えしそうな幻想的なライトアップが施される。まぁ筆者はインスタやったことないんだけど。
とにかく言えることは、クリスマスは人多すぎてレジに並ぶのも一苦労だから非リアのみんなは近づかないようにしよう。
第2位:天神
危険度:★★★★☆
言わずと知れた福岡2大都市のひとつ。多くのデパートやイベントスペースが立ち並んでおり、ライトアップされたビルを眺めると街そのものがクリスマス1色であるかのように感じる。
だが、特筆すべきは天神地下街であり、天井にライトアップされた照明は、夜空の星をイメージさせ幻想的な雰囲気をリア充たちに提供している。
そんなリア充たちの巣窟に非リアである我々が飛び込んだらどうなるか。そう、地下街はたちまち地下墓地(カタコンベ)へと変わるだろう。『ラブラブオーラ』が充満しているのはもちろんのこと、地下通路であるから直ぐに逃げ出せないのも尚更タチが悪いし、今日は雨の予報なので夜にはかなりの人混みが予想され、早歩きすらできない可能性もある。さらに先程言ったように中洲川端からの人の出入りもあるため地上にも逃げ場は無い。非リア諸君は決して今日天神に行ってはいけない。
第1位:博多
危険度: ★★★★★★★★くぁwせdrftgyふじこlpッ!!?
言わずと知れた福岡イチの大都市。特に博多駅周辺は大量の木々にライトアップが施され、そのイルミネーションの周りには夜光虫リア充たちが集まって来る。そのリア充たちは、綺麗だねー、とか、君の方が綺麗だよー、とか、中身のないイミテーションな感想を言い合っているため、耳を貸すと脳と精神がやられる。
童貞がクリスマスにひとりで博多に行く。それは地雷原でリングフィットアドベンチャーを起動するようなものであり、さらに中洲川端との相乗効果により"おしくらリア充"状態である。
悪いことは言わない。リア充に遭遇したくないのならば、博多には近づくな。
☆対策
しかし、読者の非リアの中には「今日バイト入っててどうしても通らないといけなくて…」という人も多いだろう。そんな人たちにも対策がある。男女別に紹介しよう。
女子:リア充のフリ
①スマホを見ながら周囲をキョロキョロします
②しばらくイルミネーションの前でスマホを眺めます
③スマホをポケットにしまい、両手を顔の前に持ってきて「はぁ」と息をふきかけ暖める仕草をします
④帰ります
こうするとたとえ周りから見られていたとしても、「あぁ、あの人待ち合わせしてた男に捨てられたんだ…可哀想に」と非リアに対しての嘲笑ではなく、フラれた女性に対する同情が向けられる事になる。運が良ければ、ナンパされる可能性すらある。女性で非リアであることを悟られたくない場合はこの偽装ルーティンをすることをおすすめする。(失敗しても責任は取らない)
男子の場合:
タクシー使って帰れや(辛辣)。
最後に
とはいえ、某ウイルスが流行している昨今、カップルたちは家デートをした方がいいだろう。非リアも家に籠ってれば基本的にリア充を見ることは無い。ハザードマップを作るとするならば、1番の安全地帯は自室なのだ。どうか皆さん、良いクリスマスを。
……さて、
エロゲやるか。
_おしまい_