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【美少女ゲームレビュー大会】第5回 語れ!俺の𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬! 美少女争奪戦!! 大会感想記事【ブルアカレビュー大会】



【大会要項はコチラ!】





夏はポケモン



カドショのオタクがようよう臭くなりゆく季節、
今年も美少女ゲームが景品のあのイかれたポケモン大会が帰ってk














引用: https://www.nintendo.co.jp/tournament_guideline/index.html












ん、ガイドライン変更 ポケモン大会続行不可 心安らかなり/(^o^)\




そんなわけで通例通り美少女争奪戦でポケモン大会ができなくなってしまった。しかし美少女争奪戦を一日にするのは忍びない。 美少女争奪戦 ボクたちは二日で一つのバケモン大会だろう、翔太郎。急遽運営で集まり替わりとなる企画を考えたところ、







バラ「ブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブルアカブ」
ほたてがい「ブルアカ、いいっすねぇ〜」



一部勢力の猛プッシュにより、ブルアカとエロゲによる両日怪文書大会が決行されることとなったのだった____(ビギンズナイト)



【目次】

DAY1


ブルアカキャラレビュー大会

【配信アーカイブはコチラ】



一日目は件のブルアカキャラレビューが開催されました。ゲストにバジルさんをお迎えし、ブルーアーカイブのヒロインたちに対する皆さんの熱い想いを解説していただきました。多分おそらく気のせいだとは思うのですが、ポケモン大会のときよりも活気があるように感じました。以下参加者皆さんのレビューと、僭越ながらブルアカはアニメとエロ同人誌の知識しかない私からのコメントを掲載させていただきます。



※敬称略


No.01 常磐華乃ぽけ(白洲アズサ)

BA_no1
《感想》
  語り部調で綴られたアズサの魅力、というよりは彼女の物語にフォーカスしたレビュー。ヒロインについて語るのではなく、ヒロインが通ってきたエピソードを語ることによって、彼女のことを知る読者はエモさを、知らない読者は疑問を感じどちらにしても興味を惹かれる文章になっています。淡々と物語を語っていくのかと思いきや、最後の一文の「今行くよ、アズサ。」によって語り部から主人公へとバトンが渡され、続きが気になる終わり方になっているところもいいですね。あなた真面目なレビューも書くんだ...


No.02 れもんドー(早瀬ユウカ)

BA_no2
《感想》
 自らの胸の内をそのまま文字に起こしたような素直なレビュー。とにかくユウカの魅力を片っ端から語ろうとしており、作者の彼女に対する熱い思いを源泉かけ流しで聞いているかのような気分になります。そして最後には「もっと書きたいことはあるが、それを書くには余白が狭すぎる」とフェルマーの最終定理みたいなことを言い出したかと思えばいきなり求婚するというストレートな愛情表現っぷりです。定理にはかならず答えがあるように、ユウカから告白の応えがあることを祈っています。


No.03 R-18指定(浅黄ムツキ)

BA_no3
《感想》
 う~ん、恥の多そうな人生(笑)。ラッパーみたいな名前で韻を踏んだレビューが来るのかと思いきやまさかの太宰治です。たまごクラブだのムツガキだの実生活において一度も使ったことのない単語のオンパレードで読み手に新鮮な笑いを提供してくれます。特にムツキと好きを掛けたムチュキという単語が最高に人間失格で好き(誉め言葉)。ところでたまごクラブってなんだ...???


No.04 にゃんこ先生(早瀬ユウカ)

BA_no4
《感想》
 まさかのユウカプロポーズ二人目。恋愛リアリティーショー始まった?先ほどのれもんドーさんのレビューと奇しくも文章構成がほぼ同じであり、太ももの話からヒロインの魅力を語り始め、そして最後には文字数の関係から「ユウカ、俺たち結婚しよう」の一文まで一緒です。ただ両者の違いを上げるなら、れもんドーさんが主に内面的魅力について書いているのに対してにゃんこ先生さんはユウカの身体的魅力についてメインで語っており、より欲望に忠実な文章となっています。制服ではなくボディラインの見える軽装をレビュー画像に選んだのも、彼女をバチコリ性的な目で見ててとても信用できますね。


No.05 しろざ(小鳥遊ホシノ)

BA_no5
《感想》
 カン〇キイオリ、あるいはキタ〇タツヤをイメージして作詞したと思われる楽曲レビュー。配信ではねがやまさんがキタニタツヤの『私が明日死ぬなら』...をイメージして音程をつけて歌っていたので実質キタニタツヤの新曲です。嘘です。レビュー内容としては推しに看取られたい、彼女には幸せになってほしいけど自分が死ぬときは悲しんでほしいという語り部のクソデカ感情が込められています。推しの笑顔を曇らせたい日もあるよね、うんうんわかるよ。じゃあ、そろそろ歌うね__(ねがやまさんが)


No.06 わふー(聖園ミカ)

BA_no6
《感想》
 トリコが食欲をなくすレベル、サニーの毛が抜け落ちるレベル、ココが体調を崩すレベル、ゼブラが声を押し殺すレベルの暴力的なレビュー。美食會でもこんな文章は書かない。ヒロインについての記述がないのはいつも通りとして(諦め)、今回はセンチュリースープのオマージュで攻めてきました。小松はどうやってミカ汁を加えればセンチュリースープになるスープを作ったんだ...?オーロラ出た時点で完成なのにどうして排卵させようとしてるんだ...?レビュー画像の画角間違ってない...?多くの疑問を抱かせることによって読み手を付けにする、パンチのある狂ったレビューでした!


No.07 明日葉(月雪ミヤコ)

BA_no7
《感想》
 前半はミヤコの高潔な内面についての硬派なレビューですが、後半になると様子が一変。ミヤコのシャワーの音を聴いて理性と語彙力が排水溝から流出したようです。個人的には最後の一文「もう愛が揺らぐ訳は...ね♡」と読み手に同意を求めているところがオタクくんで好き。ヒロインの魅力について理性的に語ったうえで、下半身で書いたかのような本能的な文章に切り替えるというギャップが面白い文章です。



No.08 dice(七神リン)

BA_no8
《感想》
 Yo 七神リン なまら美人 中々いい あなた好み 推しへの愛が伝わるライム だけども最後はまさかの俳句? 「ここでイック」なら右手にティッシュ 隣で見てない?diceのワイフ 結婚前夜ブルーアーカイブ? ありえんオモロすぎるから大分 お祝いの言葉伝えるマイク ”これからのLife 作る幸せな家庭 パラダイス!!”
(本大会の翌日に結婚式を挙げられたdiceさんにこの場を借りてお祝い申し上げます) 


No.09 ひよこ(生塩ノア)

BA_no9
《感想》
 「『記憶』」という印象的な単語から始まり、最後の青春の記憶 ブルーアーカイブにつなげる芸術点の高い逸品。完全記憶能力を持つ彼女の苦悩と、そんな彼女に寄り添い、せめて自分といる時間が幸せであってほしいと願う語り部の心情が文学的に表現されていてとても洗練されていると感じました。文中で一度も”ノア”と呼ばないことにより、主人公視点のモノローグのような雰囲気が出ているのも風情があります。


No.10 ナユ(杏山カズサ)

BA_no10
《感想》
 主人公視点でもナレーター視点でもない、カズサのことが気になっているモブ視点から書かれた面白い文章。「~みたい」「~だったっけ」のようなあいまいな語尾を使うことで、本当にうわさ話で聞いたかのように生活感を感じるリアリティの高いレビューになっています。”好き”なところをできるだけ書こうとするのではなく、あえて”雰囲気”が可愛くなったと好きなところを不確かに言語化することによって読み手が直接モブから話を聴いているような気分になる素晴らしいレビューです。


No.11 水無月(奥空アヤネ)

BA_no11
《感想》
このレビュー、なんか変...?アヤネのメモロビに眼鏡がないことを「変な家」の終わった人パロディで勢いよく読み上げた作品。近年では普段は地味な眼鏡系ヒロインが眼鏡を外したら可愛いというのがテンプレになっていますが、このレビューではあくまでも「眼鏡がなくても可愛い」ことをクソデカい声で主張しており、眼鏡に対しての並々ならぬ情熱を感じさせます。単なる視力矯正器具ではない、反論をうけつけない、そんな作者の生き様が伝わってきました。

No.12 でぃーぷし(空井サキ)

BA_no12
《感想》
 不純な動機から気になったヒロインの魅力に惹かれていく描写がリアルなレビュー。外見的な魅力から内面的な魅力へ、でも最後は結局おっぱいに戻ってくるところが男の性って感じで味がある文章です。しれっとおっぱいのために天井まで引いてるところもすこ。1%の理性と99%の性欲で書かれた面白い作品です。


No.13 ゆきめ(河和シズコ)

BA_no13
《感想》
 お祭り運営委員会と某世界の果てまで行く番組のお祭り男宮川ネタをかけた怪文書。生き生きとした文体で、語尾は句読点ではなくほぼすべて「!」が使われているほど勢いがすごい。最後には誕生日にプレゼントとして精〇するところも頭おかしくてとてもポイントが高い。0%の理性と2000%の性欲で書かれた面白い作品です。


No.14 あまくさ(河和シズコ)

BA_no14
《感想》
 作者の胸の内を赤裸々に綴ったエッセイ風のレビュー。マイナス気味な第一印象から少しずつ変化していく作者の心情が一語一語に込められていてエモさを感じさせる作品になっています。彼女の誕生日が七夕であることにかけて最後の文章で「天の川に願おう」という比喩を使ったのも粋な表現ですね。同じ天の川でも、ひとつ前のレビューとは違ってとても水質が綺麗ですね。


No.15 Zouking(天見ノドカ)

BA_no15
《感想》
 汝が深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている。という一説を想起させる狂気的な作品。主人公のことを盗撮するほど好きなヒロインを主人公が盗撮するというカスのドラゴンタイプみたいなことをのたまっています。本来絶対わからないはずのバスルーム事情まで知っていることが最高にキショくて好き。「先生はいつでも君を見てるよ」という言葉にこれほどおびえる日が来るとは思いもしませんでした。しかし油断してはいけません。この文章を書いているあなたもまた、盗撮されているのかもしれないのだから(ループ証明)


No.16 あるごん(豊見コトリ)

BA_no16
《感想》
 何かを説明するときに1~10どころか0~100まで解説してしまうコトリらしい文章。一度質問されると細かい部分まで語ろうとする彼女と、コトリの魅力を惜しみなく語ろうとして文字数が足りなくなってしまう作者の心情と一致しておりキャラとレビューの一体感を感じるような演出になっています。主観で語る文章ではなく、推しになりきって推しの魅力を語ろうとすることでヒロインの雰囲気がブルーアーカイブを知らない人にも伝わってきます。


No.17 ぱある(十六夜ノノミ)

BA_no17
《感想》
 怪文書の王道、キツオタど真ん中のお手本のようなレビュー。メスガキとヒソカ以外で語尾に♡つける人初めて見た。レビュー本文ではおっぱいについての言及があるのにも関わらずレビュー画像が太もものドアップなのがオタクポイント。ノノミに甘える主人公になりきっており、ホシノにどかされそうになったりアロナにシャーレ移設を進言したりと他キャラを巻き込みながらガチ幼児退行していてとてもいいですね(遠い目)。地味に呪術廻戦の「俺はお兄ちゃんだぞ!」をパロってるのも味だね。


No.18 メタリカ(才羽モモイ&ミドリ)

BA_no18
《感想》
 まさかの双子まとめてのレビュー。協議の結果、二人で一人系は1キャラとしてカウントすることになりました。仮面ライダーW仮面ライダージョーカーは違うのです。伝わらないか。ボカロの「神っぽいな」やアインシュタインの名言から引用されている部分があり、とても作者の強い思想が伝わってきます。ちなみに作者の後日談によるとブルアカは外伝漫画「ブルーアーカイブ ゲーム開発部だいぼうけん!」以外ほぼ知らないらしく、洗練された愛情を感じます。


No.19 ナゼル(小鈎ハレ)

BA_no19
《感想》
 口語体で書かれた素直でピュアなレビュー。まるでスマホの待ち受け写真を見せながら聞かせられているのろけ話のような、シンプルな愛情表現です。奇をてらった文章や特徴的な表現のレビューが多い中、作者の視点から見たハレの魅力を淡々と語っており、素朴な想いを感じさせてくれます。


No.20 シーベル(蒼森ミネ)

BA_no20
《感想》
 これまたシンプルな文章。しかしミネの暴走気味な性格を表現するためかとても勢いのある文章になっています。ヒロインの魅力を文章にするのではなく、ランキング形式にして箇条書きすることによって読みやすく、それでいて読んでいて楽しい文章に仕上がっているところがいい。本ブルアカレビュー大会で唯一縦長のレビュー画像を採用しており、彼女の持つ力強さ、インパクトを視覚的にも感じられる工夫もなされています。


No.21 かげみや(早瀬ユウカ)

BA_no21
《感想》
 有名なキング牧師のスピーチをオマージュした逸品。「僕には夢があった。~ことだ。しかし、この夢は叶うことはない」と3回繰り返して強調することによって、最後の4行の真剣さが伝わってくる。特に「彼女以外の因数では割り切れない」という部分はいいパンチラインになっています。1とその数でしか割れないのが素数です。「彼女以外での因数では割り切れない」という一文は同時に「自分と彼女の間には誰も入れない」という一途な深い愛情をも表現しているのだと思います。


No.22 すずゅが(浦和ハナコ

BA_no22
《感想》
 ハイスクールD×Dの「おっぱいドラゴンの歌」のオマージュ作品。元々が結構おかしい歌なので、ドスケベピンクこと浦和ハナコとはベストマッチです。浦和ハナコなのでウラワフラワーと韻を踏んでおり、とても歌いやすい歌詞になっています。そろそろレビュー大会からねがやまカラオケ大会とかに変えた方がいいのではないでしょうか...?ダメかぁ...。


No.23 Coral(下江コハル)

BA_no23
《感想》
 緩急がすごいにぎやかなレビュー。最初の2行でキモオタムーブをしたと思いきや即座に素に戻りコハルの魅力を語り始め、突然キレ始めるといった情緒不安定具合で全然先が読めず、読んでいてとても楽しかったです。人は母性を感じると語尾に♡をつけるのだろうか………?
 

大会結果

《ポエマー賞》

ポエマー賞最終投票
ポエマー賞レビュー


視聴者投票の結果、最も文学的なレビューに贈られる賞、ポエマー賞を受賞したのはこちらのあまくささんのレビューです!作者の心情の変化、そして彼女の誕生日である七夕と掛けた表現が視聴者の皆さんの心に響いたようです!おめでとうございます!!



《エッッッ性賞》

エッッッ性賞最終投票
エッッッ性賞レビュー


続いて、最も狂気に満ちた怪文書に贈られる賞、エッッッ性賞を受賞したのはR18-指定さんのレビューでした。誰もが知る日本文学「走れメロス」をエロスな感じにアレンジしたその手腕はまさに人間失格(失礼)!!極めて何か”弱さ”を感じる面白いレビューでした(誉め言葉)おめでとうございます!!



こうして1日目のレビュー大会は無事に終わった。しかしまだ美少女争奪戦はこれからである。__そう、真の性癖の押し付け合いは二日目へと突入した。


DAY2


クイズ大会


今年もサブイベントとしてクイズ大会がありました。お題である『サクラノ詩 −櫻の森の上を舞う−』の体験版の中から運営がクイズを作成し、正答率とタイムを競っていただきました。


【問題スライド】
https://docs.google.com/presentation/d/1dcneMxQ2QsWljVuUBHW-2YlN_E1Kj1Dig4JpGP0eVw0/edit?usp=sharing

【解答スライド】
https://docs.google.com/presentation/d/1O6faqruOwmSG1-80kUEApeA2QvvnN178TiRMcF5H980/edit?usp=sharing


以下難問を全問正解で突破し、見事優勝を勝ち取った参加者をご紹介させていただきます!おめでとうございました!!

大会結果

常磐華乃ぽけさん

クイズ大会優勝


最後になりますが、クイズ大会のために体験版をプレイしてくださった参加者の方々にお礼を申し上げます。お疲れさまでした!


美少女ゲームヒロインレビュー大会

【配信アーカイブはコチラ】



二日目は伝統と激エロの美少女ゲーム部門でした。ゲストには昨年同様めろさんをお迎えし、年々文学性と変態性が上がっている美少女ゲームのヒロインに対する想いを解説していただきました。以下参加者の皆さんのレビューと、当日両親にガチ説教されてて参加できなかったニートワイのコメントを掲載させていただきます(実話)。



※敬称略


No.01 Zouking(桜来瑞花)

BS_No01
《感想》
 ダカーポ銀髪センター専業ポケ勢による作品。終始一貫してハイテンションな口調とエセ関西弁でヒロインの魅力を勢いよく語っており、オタク特有の早口を彷彿とさせます。天然ヒロインがエッチになった感動をまくしたてるように綴ることで、作者自身の心情が直接伝わってくるような感覚に陥ります。「理性が5億タテ」と明らかに誇張して語る比喩表現も限界ポイントが高いです。


No.02 常磐華乃ぽけ(ベルカ・トリアーデ)

BS_No02
《感想》
 創作小説のような読みごたえがあります。前半はベルカの魅力を素直に語っていますが、後半からは様子が一変。作者自身が登場人物となって独自の世界観を創り上げています。ヒロイン自身に話させることによって未プレイ勢にもヒロインの雰囲気を知らしめるような工夫がされており、臨場感がある作品に仕上がっています。


No.03 とんチキ(穂村友里)

BS_No03
《感想》
 作者の心情を素直に綴った、エッセイ風の作品。最後の行以外は句読点で句切らずに一文につなげることによって、まるで沸き上がった感情をそのまま言葉にしているような純粋さが伝わってきました。奇をてらわずにヒロインの魅力をただひたすらシンプルに語り続け、それでいて「宝石みたいな赤い瞳」「涼し気で心安らぐ緑の髪」のような文学的な表現もしっかり取り入れられていて非常に読みごたえがあります。


No.04 ティッシュ清浦刹那

BS_No04
《感想》
 『School Days』という作品の陰鬱な雰囲気に似合った、物々しいオーラを感じさせるレビューです。口語体で書かれていながら「...」と語尾に含みを持たせることで語り手の後悔や感傷などのマイナス感情が間接的に伝わってくるようです。ヒロインの名前と掛けて「切なくて」を「『刹那』くて」と表現しているところもこだわりを感じます。「もうこの思いは揺れない」と言いながらも最後の文章では未練のようなものを捨てきれていないのもとても人間的でいいですね。


No.05 ソーネチカ(宮澄見里

BS_No05
《感想》
 こちらも作品の持つ独特な世界観を感じさせるレビューです。独り言のように、だけどどこか問いかけているような雰囲気があり、ほぼすべての文章が過去形あるいは否定形で書かれている異質な文章となっています。少し調べたところによると本作”CROSS†CHANNEL”は愛の対局の概念である孤独がテーマになっている作品のようなので、あえて過去形や否定形で愛を語ることで作品のテーマである孤独感を表現しようとしているのかもしれませんね。作品への興味が惹かれるような文章でした。


No.06 わふー(ラン)

BS_No06
《感想》
 俗にいうSUSURU構文によって書かれたレビュー...なの、かなぁ?ランというヒロインのレビューなのになんか途中からKAWANOと桜の話になってます。コレガワカラナイ。ランに関する情報が酒を注いだらジャイアントスイングされることしかなく、ただの酒カスアンチのようになってしまっています...よねぇ。ある意味本編を知っていないと意味が分からないという点では”はつゆきさくら”という作品への導線になっている...んだと思うなぁ...。意味はよく分からない(クラムボン並感)。


No.07 すずゅが(藍城満留)

BS_No07
《感想》
 ヒロインの魅力を語ったうえで語り部自身が彼女にプロポーズするというなりきり型の作品。何よりも特徴的なのは四季すべての季語が使われていること。「新雪(冬)」「桜(春)」「爽籟 そうらい(秋)」「炎天下(夏)」と四季折々な比喩表現をすることによって年中ずっと一緒にいたいという思いが伝わってきます。最後の一文にシンプルなプロポーズの言葉を用いたのも純粋さが感じられて味です。まさしく作者の”愛情満ちる”レビューでした。


No.08 あめだま(三司あやせ)

BS_No08
《感想》
 最初の3行くらいでレビューを終えたのちに食レポになった怪文書。「可愛いサクランボォ...!」「誤魔化せないんだからネッ!!」とおじさん構文のような語尾で思いっきり勢いをつけたうえで最後に”まな板”という表現の貧乳disで思いっきりあやせに殴りかかります。大阪という地域ではボケとツッコミでコミュニケーションをとると聞きます。胸の大きさを弄ることによってより親密になろうとする浪花スピリッツを感じました。しかし忘れてはいけない。まな板の上にサクランボが乗ってるんじゃあない。さらにその上にお椀を被せているのだ。


No.09 Coral(千里朱音)

BS_No09
《感想》
 バランス感が優れているレビュー。どこか陰鬱でダークな雰囲気を感じさせながらも、ところどころ韻を踏むことやポジティブな願いを入れることによって読みやすい軽快な文章になっています。終始作品の主人公になりきっているように書かれていて、ところどころに出てくる物々しい単語も、寂しさを感じさせないような温かみを感じさせてくれます。まるで詩人の歌のように、リリックが効いた作品です。


No.10 ろいま(ブリュエット・ニコレット・プランケット)

BS_No10
《感想》
 視覚的に見たヒロインの魅力が見事に表現されています。ヒロインの内面や特徴についての機械的な説明はなく、あくまでも主人公である語り部から見た彼女の仕草や振る舞いによって感じた印象が直接描写されていてプレイしていない私にも映像が脳内に浮かんでくるような文章でした。作品名の「乙女理論」と文中で使われている「恋愛論理」という表現が対応しているのも文学的な魅力を感じさせてくれます。


No.11 しろざ(若槻鏡)

BS_No11
《感想》
 本大会で一番コメントに困る作品。一見すると主張と理由のみで構成された演説のような文章に見えますが、よくよく読んでみると内容がどこか常人とは呼べない感性で書かれています。例えば「人が死ぬことが嫌い」な理由が「回想以外での登場がない」なのに対して「人が死ぬことが好き」とも述べて「人が苦しむ声を聞きたい」と一般的な道徳観とはずいぶんとズレた記述です。彼女を好きな理由が「いちばん人間らしい」なのにこのレビューは本大会でいちばん人間らしさからかけ離れています。人が欲するものはその人が持っていないものだといいますが、まさしくそんな作者の狂気的な愛情を描写した異質で興味深い作品でした。


No.12 シーベル(布良梓)

BS_No12
《感想》
 まさしく直球ど真ん中ストライクなレビューです。軍人のような口調で淡々と好きな部分を綴っており、ただひたすらヒロインの魅力を読者に伝えようとしているのが伝わってきます。特に最初の3行の締めの言葉、「以上 俺の性癖である」は一度は使ってみたい日本語ですね。最後から二行目の「美しい 嗚呼、愛らしく、尊く、美しい」と美しいを反復しているのもオタクポイント高くてすこ。以上 俺の性癖である。


No.13 いかクラゲ(神戸小鳥)

BS_No13
《感想》
 文章全体でうまくすれ違いを表現しています。小鳥は主人公の幸せのために自分が幸せになれなくてもいいと考えているヒロインだと述べたうえで、彼女のそんな部分を好きになったと述べる語り手。彼女を愛することで例え主人公が幸せになれない(=彼女の愛を否定すること)としても愛し続けると最後の一文で書ききることによってお互いの幸せを願っているのにお互いに矛盾してしまっているという描写がなされています。一体主人公と彼女の身に何があったのか、本編が気になるようなレビューでした。


No.14 ゆきめ(アリアンナ・ハートベル)

BS_No14
《感想》
 こちらも矛盾した願いを表現した作品となっています。他人のために戦うことができる優しいアリアンナに飛んでほしいと願いながらも、危ないから飛ばないでほしい、安全なところで輝き続けてほしいという二律背反を赤裸々に語っています。文中にあるミチシルベという表現はおそらく本作のop「君とのミチシルベ」から取っているのでしょう。ダイヤモンドの原石のように傷つきながらも輝きつづける彼女に対するクソデカ感情が伝わってきました。


No.15 たっちャン(林田美咲)

BS_No15
《感想》
 「天地がひっくり返ってもあり得ない」という言葉から「俺たちに翼はない」と作品名につながるまでの流れが完璧ですね。ヒロインどころか原作の内容についても一切触れられていないのにも関わらず、それが味になるような引き込まれる文章です。「なぜこの作者はこの表現を選んだのか」と考え始めたが最後、原作をプレイしたくさせる知的好奇心を刺激する作品でした。


No.16 ひろっち(姫野星奏)

BS_No16
《感想》
 情景描写豊かなレビュー。彼女の名前、星奏とかけて流れ星でヒロインの魅力を表現しており、美しい夜空を思い描かせるかのような文章でした。原作の内容を知っている方ならなおこの作品の魅力に引き込まれるところでしょう。自分もセールで買っていたのを思い出したのでプレイしてみようと思いました。


No.17 錦ファイ(雪景シキ《錦あすみ》)

BS_No17
《感想》
 この1年で何があったのか...前大会では幻想的で美しい文章で見事ポエマー賞を獲得した男は1年間かけて立派なバケモンに成長していました。猫耳姿の画像をわざわざ選んでまで猫ミームネタをぶっこんでくるほどには本大会に”適応”してきました。オタク特有のさわやかなキモさが文章全体から醸し出されており錦ファイという男の多彩さを思い知らされました。一体何を目指してるんだ...


No.18 ともちん(御桜稟)

BS_No18
《感想》
 いと犯しって感じの日本文学。少ない言葉ながらもヒロインの魅力を、そして作者のヤb面白さが伝わってきます。1000年以上も昔の人々が紡いだ言葉を借りてやることがドギツい下ネタなのが最高に文学的で素晴らしいです。サクラノ詩という作品はまだ触れたことがありませんが、このレビューでどんな内容なのかが大体伝わりました。非常に的確に作品の内容を洗練された言葉で完結に表した素晴らしいレビューでした!!!


No.19 ふまじめ(蒔羽梨香)

BS_No19
《感想》
 名前からは想像できないほど真面目なレビュー。ヒロインを間違っている、といいつつもそんな間違っているヒロインだからこそ傷つけたいという嗜虐的な魅力を感じています。原作「euphoria」はかなりの鬼畜ゲーと名高い作品ですが、そんな作品の持つまともじゃない愛のようなものが一語一語に込められているのだと思います。


No.20 dice(橘伊織)

BS_No20
《感想》
 バーのカウンターで話しかけられたかのようなほろ酔い気味の文章です。ヒロインのプロフィールから始まり、彼女の魅力を職業バーテンダーにちなんで「美酒」だと表現しています。「大袈裟?いや体験談さ。」以降の文章ではお酒が回り始めたかのように少し砕けた口調で書かれており、レビュー全体で「美酒」を表現しています。


No.21 春巻き(北大路可憐)

BS_No21
《感想》
 主人公の視点から語られている生活感のあふれたレビューです。「寝癖を見られたくなくて早起きしてた」や「シャンプーもやっっすいのを買おうとしてた」と本編中にもある描写を用いることによって、後半の作者の妄想に説得力が生まれています。ヒロインの魅力を仕草やエピソードとして綴ることでより鮮明に作者の赤裸々な愛情が伝わってきます。


No.22 魅了ぽけ(小林つばめ)

BS_No22
《感想》
 ポケモンのランクマでタコ負けした日に書いたかのようなレビュー。「眉目秀麗ラスターパージ」「その姿にソウルクラッシュ」「アブノーマル性癖テラスブラッドムーン」とポケモントレーナー独特な表現が散見され、この大会がかつてポケモン大会だったということを思い出させてくれます。男の娘にしては珍しく攻略できるヒロイン?だから性癖がテラフォーミングしちゃうのは仕方ないね。下半身のツタこんぼうも急所に当たっちゃうね。


No.23 さくらぐも⚓(雪景シキ)

BS_No23
《感想》
 雪景シキの配信を追っかけているオタクがメンバーシップ沼に入るまでの過程がリアルに描写されています。前半で雪景シキというVTuberの魅力を語っており、後半にはメンバーシップのやたらリアルな内容が勢いよく書かれていて、とても読んでいて楽しい文章です。本物のバチャ豚だからこそ書けるリアリティのある文章でした。


No.24 ナゼル(橘麻沙音)

BS_No24
《感想》
 本作品の作者、ナゼル氏は重度のシスコンとしてその名を世界に轟かせていますが、そんな彼の信念のようなものが感じられます。原作をプレイしたことのある方ならわかると思いますが、麻沙音という妹は本当にフランクでドスケベで、それでいてブラコンです。実妹ヒロインとして必要なものを全て持っています。まさに阿吽の呼吸、主人公と「ふたりでひとり」という表現が的を得ています。これはレビューではありません。ナゼル氏の”生き様”です。


No.25 メタリカ(鷹倉杏鈴)

BS_No25
《感想》
 かの有名な城之内構文によって書かれたまごうことなき怪文書。おそらく元ネタの初代遊戯王のメインヒロイン真崎杏子と掛けていると思われますがもはや原型はありません。昨日のブルーアーカイブでも述べられた双胎性理論をここでも書いており、今年は双子の年だと強調しています。ヒロインの魅力を書くことを放棄してまでネタに走るというわふースピリッツを感じさせる潔い作品でした。


No.26 かげみや(来栖乃々)

BS_No26
《感想》
 ネタバレを避けつつのレビューがかなり難しかったかと思います。主人公視点でヒロインの内面的な魅力に惹かれていく表現が見事です。最後の3行でアニメ版のOP「Uncontrollable」のサビを用いているところにも作者のこだわりを感じます。原作のシナリオには陰鬱な展開が多いので、純粋に愛を伝えられるポジティブな妄想の中でレビューをすべきなのかもしれませんね。


No.27 nel(椎葉紬)

BS_No27
《感想》
 本大会でもっとも”弱さ”を感じさせる素晴らしい怪文書です。ヒロインの魅力である母性を読者に最大限伝えるために作者自らが尊厳を捨て赤ちゃんとなることで事なきを得ています。さらに中盤では有名な合唱曲「大地讃頌」の一説を引用しており、紬ママのもつ偉大さ、壮大さを表現しています。現代日本に救う闇の一端を垣間見た感じがします。


No.28 妥協丸(紬・ヴェンダース

BS_No28
《感想》
 お徳用ネットミームバラエティーパック。最初の5行で劇場版名探偵コナンの冒頭、中盤は鬼滅の刃の上弦の三構文、そして最後の4行は真面目にレビューしています。「お前もむぎゅむぎゅにならないか?」「なります」が即落ち2コマですこ。前半の狂ったハイテンションからの最後の4行で情緒豊かなレビューにチェンジアップすることにより読み手を飽きさせず、怪文書なのにさわやかな読了感を得られる面白い作品です。


No.29 社畜ゲノセクト(竜閑天梨)

BS_No29
《感想》
 元高専生魂の叫び。高校時代の後悔から始まり天梨の魅力を余すことなく伝え、最後には夢の中で会うために原作を枕の下に入れるという奇行を勢いよく表現しています。テンポが良くて非常に読みやすく、文章全体でボケているので読んでいて楽しい文章なのは凄いと思います。ちなみに勘違いしているようなのでお伝えしておきますが、共学にも天梨はいません。現実は非常ナリ...
 

No.30 水無月(冬馬かずさ)

BS_No30
《感想》
 「雪が降る」と繰り返し書くことによって雪を見るたびにヒロインのことを思い出している作者の心情に説得力を出しています。つらい過去に、後悔に、今となっては手が届かない恋に、「雪が降る」と単調な言葉を繰り返すことでそんなマイナスな感情の大きさを表しているのではないでしょうか。ほぼ全ての文章が過去形で書かれているのも非常に感傷的でいいですね。


大会結果

《ポエマー賞》

ポエマー賞最終投票
ポエマー賞レビュー

 視聴者による決選投票の結果、ポエマー賞に選ばれたのはたっちャンさんのレビューでした。原作やヒロインについての内容に一切触れられていないのにも関わらず、なぜか読者にプレイしたいと思わせるような魔性の文章が視聴者の心をつかんだのかもしれません。改めまして、おめでとうございます!



《エッッッ性賞》

エッッッ性賞最終投票
エッッッ性賞レビュー

 続いてエッッッ性賞に選ばれたのは妥協丸さんのレビューでした。年々ネタのレベルが上がり続ける本大会を制したのは、絶対に真面目なレビューじゃないのに最後にはさわやかな読了感をもたらしてくれる緩急がすごい本作品でした。改めまして、おめでとうございます!


最後に

 今回は前年度とはうってかわって両日レビュー大会という変則的な大会となりました。しかし、それでも両日参加してくださった参加者の方もいらっしゃって感謝の言葉もございません。改めまして本大会にご参加してくださってありがとうございました。次回大会の予定は未定ですが、皆さんの中に愛と性欲がある限り必ずそこに怪文書があります。だからよぉ...




とまるんじゃねぇぞ(言いたいだけ)


おまけ 神の遊戯

 時系列的には1日目のブルアカレビュー大会の中盤くらい。ねがやまさんたちの生放送を見ていると、あるDiscord鯖からこんなタレコミが...






























※プライバシーに配慮して一部黒塗り




~おしまい~















































































































































何かのリンク(R18)