【香川遠征】エ□漫画音読するために瀬戸内海越えた話【後編】
※本ブログは非常に公序良俗に反する内容となっております。18歳未満の方やデュエルマスターズ関係者各位、およびなぜるファミリー以外の香川県民の閲覧は御遠慮ください。
【前回の記事はコチラ】
naitoharutolovenanami.hatenablog.com
【目次】
第3章 色慾のナッゼュ!!
【3日目】
聖地巡礼編
3日目の午後は鬱アニメ『結城友奈は勇者である』の聖地巡りをした。
«作中の瀬戸大橋»
«実際の瀬戸大橋»
香川が舞台と言うだけあって、かなりの数の名所を回った。その度に作中でのできごとを思い出し涙が出そうになった。きっと行きの電車で心配してくれたおじさんも今頃目頭を押さえているに違いない。
«だいたい回った場所»
中でも思い出に残っているのが有明浜。
作中では、ヒロインの1人である三好夏凛が木刀を使ってよく特訓していた場所である。
トナ「せっかくだから原作再現したいね」
ワイ「でも木刀なんて持ってきてないですよ?」
トナ「大丈夫!俺らには "これ" があるだろ」
ヲタクたちはプレマケースを振り回し始めた(迫真)
☆☆☆☆☆
この日の夜はトナさんの提案で、皆で貸ペンションに泊まることになっていた。周りに特に民家もないのでいくら騒いでも大丈夫、というのが売りだったらしい。
なぜる「はい、すき焼きできたよ」
事前評価で一番ヤバイやつだと思っていたなぜるくんが実はめっちゃ料理ができる、という事実も判明し、意外とまともなヤツなのでは?と思い始めた。
その後、鬱アニメの二期を見たり、バトルドームをしたりして夜はどんどん深けていき…
いよいよ、"そのとき" がやって来た。
性のデュエマ大会編
富、内定、モテ期。
この世の全てから見放された男、
童帝 シコールゾ・"H"・エロジャー。
彼が酒の席で放った一言が
キモヲタ達を駆り立てる。
ワイ「俺のエロ漫画が読みたいか?読みたきゃ読んでやる。喘げ!親の金で買ってきた」
男たちは『
世はまさに大公開地雷!!
【性のデュエマ大会についてはこちら】
naitoharutolovenanami.hatenablog.com
予選一回戦 なぜるvs福介
__試合前、両者に本大会
にかける想いを伺った。
ワイ「せっかくなので福介さん意気込みをどうぞ」
福介「常識人代表として、できるだけ
デュエルマスターズをして勝ちます。」
ワイ「じゃあなぜるさんも意気込みをどうぞ」
なぜる「ドサッ(無言で大量のエロ漫画をプレマの横に置く)」
☆☆☆☆☆
ついにエロ漫画を読んで戦うデュエマ大会、通称なぜペディアCS第1回戦の火蓋は切って落とされた。
常識人代表、福介選手が使うデッキはリースRX閃。速さ、爆発力、展開力、対応力、全てにおいて優秀な本来のデュエルマスターズにおいて圧倒的Tier1を誇る最強のデッキだ。
対するなぜる選手が使用するのはモルトNEXT。根強いファンの多いデッキではあるが、3、4世代くらい前の環境デッキである。
これがデュエルマスターズであれば
福介が圧勝していたことだろう。
……しかしこれは性のデュエマ大会。
エロ漫画の力で戦う別ゲーである。
先攻を取ったなぜる選手は2tメンデルスゾーンでマナを4マナにまで増やすことに成功。そして3ターン目、いよいよそのときがやってきた。
なぜる「5マナ、
ゼルセク召喚宣言。エロ漫画読みます」
福介「は?」
なぜる「あ、あぁあああ♡お兄ちゃんのお〇んちん、すっごく硬くなってるぅ♡おま〇こからエッチな汁が出ちゃうぅううう!!」
福介「……………シャカパチシャカパチ(無言でシャカパチ)」
なぜる「効果処理終了。バトライ閣出します。アタックするときもう1回エロ漫画読んだらアタックの後でアンタップするので読みます」
福介「………(唖然)」
なぜる「いい…っ、出して♡せんせいの、中に欲しいのおおお!!あ、ダメ、イックゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ♡」
福介「………(放心)」
なぜる「じゃあ閣効果でシシオー出して閣龍解します。打点揃ったのでこのままバトライで展開してダイレクトで」
__このときの心情を、
後の福介はこう語ってくれた。
勝者:なぜる
決まり手:コミック快楽天2018年9月号
予選二回戦 ナイトハルトvsトナ
予選2回戦は筆者とトナさんの対面だった。
筆者が使うのはQQQXやゴリオブゴリで盾をブレイクせずに焼却できる白緑鬼羅スター。
対するトナさんは5cモルト。大量の呪文トリガーと高コストクリーチャーで相手を封殺するパワーデッキである。
ワイ「
うん、キて!お兄ちゃんっ♡ひぁああぁあん♡」
後攻3ターン目、筆者はなんの躊躇いもなくエロ漫画を読んで鬼羅スターを着地させることに成功。効果でQQQXを踏み倒し、このターンに殴るかどうかを考える。
ワイ「(……トナさんのなぜるクリーチャーはガイナゼルセックス__こっちのブレイクに反応して出てくる受け札。でも果たしてトナさんがエロ漫画を読むか?立派な社会人だぞ?)」
香川に来た初日、カッコいい赤塗りの高級車で筆者たちを迎えに来てくれたときの記憶が蘇る。こんなイカした大人がエロ漫画を朗読するわけが無い。デュエルの勝敗よりも、社会人としての尊厳を守るはずである。
__よし、もう殴るか。
ワイ「じゃあ鬼羅スターで2点お願いします」
トナ「
エロ漫画を朗読します!」
ワイ「え」
トナ「エロ漫画借りていい?」
ワイ「あ、どぞ」
トナ「
せん…ぱぁい♡もうダメ、だして!!中でいっぱい、あ、イッちゃううううううううううう!!」
社会人の尊厳 < 受け札
勝者: トナ
決まり手:RIDDLE JOKER AdultEdition
予選三回戦 福介 vs zero
三回戦はリースRX閃率いる福介と、マイルドジャイアンことzeroの対戦だった。
彼の使うデッキは赤単我我我。本来のデュエマにおいても環境最速のデッキである。
福介「流石にこの試合まで負けられない...リースRX閃はTier1デッキだぞ!?」
zero「あたな、エロ漫画に勝てると思ってるんですか?」
序盤、zeroは小型クリーチャーを並べ打点を揃えていく。それに対して後攻2ターン目、
福介は超英雄タイムを唱えてzeroの《赤き稲妻テスタロッサ》を破壊。
できるだけ打点を減らしておこうという寸法だろう。
__しかし、福介は気づけなかった。
本来のデュエマにはない、
即死コンボがあることを。
zero「1マナ、ブレイズクロ―!
1マナ、那那那ナゼアール!
そして1マナ、
罰怒ブランド」
福介「は?」
zero「罰怒ブランド2点、那那那ナゼアール1点、攻撃の後エロ漫画読みます!」
福介「………Sトリガーはありません」
ero「
あきのせんぱいっ!んぁはげしっ♡先輩はめちゃくちゃ魅力的ですッ顔もッカラダもッ」
福介「………ハァ(クソデカため息)」
zero「処理が終わったので全軍アンタップ!罰怒ブランドで2点!」
福介「来いッ!頼むッ!俺にデュエマをさせt…トリガーない!」
zero「
孕めノヴァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
福介「ポケカやろ」
勝者:zero
決まり手:どげぱこ
予選四回戦 いかクラゲvs ナイトハルト
第四回戦は筆者と変人いかクラゲの対決。
いかクラゲのデッキはナイト呪文を主体として戦うネログリループ。ナイトが破壊されたと同時にループがスタートするため、フォースアゲインやダースシスKなどの自壊札が引けるかどうかが鍵になるデッキだ。
いかクラゲ「待っていたぜぇ、エロ漫画が読めるこのときをよォ!!三ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒィヤッハァアアァァァァァァァァァァ!!」
キラスターワイ「
じゃあミクセルで」
いかクラゲ「ふ、ふん、普段なら相当キツイかもしれないが今の俺にはエロ漫画を読めば読むだけ強くなるなぜるクリーチャーが…」
いかクラゲ「くぁwせdrftgyふじこlpッ!!?」
__そう、この大会。確かになぜるクリーチャーたちのエロ漫画を読んで発動する効果は強力だ。
しかしならば、読ませなければいいだけの話。相手のなぜるクリーチャーが着地できないように妨害工作をすればいい。
いかクラゲ「い、いや、まだワンチャンある。 アルカディアスエッグでミクセルを破壊して…」
ワイ「じゃあ オーリリアで。」
いかクラゲ「ま、まだ 天門で ロマイオン出せば勝てr」
ワイ「ヤドック出して殴りまーす。」
いかクラゲ「あ、投了で(急に冷静)」
予選第四回戦は普通に
デュエルマスターズをして終わった。
勝者:ナイトハルト
決まり手:ミクセルヤドックオーリリア
予選五回戦 なぜる vs zero
予選5回戦は香川の怪物なぜる 対九州の化物zero の大怪獣バトルウルトラモンスターズだった。
先に仕掛けたのはzero選手。後攻3ターン目、なぜる選手が決闘者チャージャーしか唱えられなかったのをいいことに一気に畳み掛ける。
zero「1マナ、ブルースガー!1マナ、ナゼアール!1マナ、罰怒ブランド!」
なぜる「もうしんどいんやけど」
zero「前のターンからいるブンブンチュリスとテスタロッサも合わせて余裕で打点足りてるんで殴ります!罰怒ブランド2点!!」
なぜる「S・トリガー発動、バトクロスバトル!!効果でテスタロッサを破壊して、さらにドルマゲドンの封印を剝がしてパワー1111以下のブンブンチュリスを破壊!」
なぜる選手は必死でトリガーで応戦。
しかしまだ打点は足りてしまっている。
zero「ナゼアールでアタック!その後エロ漫画を朗読します。」
なぜる「...トリガーないです」
ero「じゃあ読みます!
うぅう…はぁ…っはぁ…っあっ♡んんっ♡チ○ポ…♡膣で…♡ビクンビクンしてるぅ…♡あっ…♡」
zeroは即座にエロ漫画を朗読しナゼアールの効果を使って全軍をアンタップ。総攻撃を仕掛ける。
zero「罰怒ブランド2点!!」
なぜる「...ない」
zero「ブルースガーでダイレクト!」
なぜる「ま、まだだ! ボルドギが残っている!!」
残る打点はそのブルースガーのみ。
故にこのボルドギを決めれば
なぜる「俺の勝ちだぁああああ!!」
見事、《ボルシャック・ドラゴン》
を成功させたなぜる。
これで相手の盤面を処理して逆転勝ちになる
...と、だれもが思っていた。
zero「ナゼアールの隠されし効果発動。
ウルトラセイバーで罰怒ブランドを生贄に捧げます」
なぜる「」
なぜるが掴み取った
無慈悲にも食い荒らされた。
勝者:zero
決まり手:チェリーたべさせて?
予選六回戦 いかクラゲ vs トナ
いかクラゲ「やっとエロ漫画読めるぜンーワシワシ(☝ ՞ਊ ՞)☝」
トナ「相手ループデッキじゃん」
予選六回戦は社会人と変人の対決だった。
トナさんのなぜるクリーチャーは相手のクリーチャーの攻撃に対して反応するため、相手を殴らずループして特殊勝利を狙ういかクラゲのデッキに対してなぜるクリーチャーを使うことができない。すなわち、トナさんは本来のデュエルマスターズで戦うことを強いられる。
先行3ターン目、いかクラゲが動いた。
いかクラゲ「3マナ、手札のナイトを3枚見せて
エログリフィス召喚宣言!
エロ漫画朗読!」
トナ「来たわね」
変人いかクラゲの初エロ漫画朗読に、
会場のボルテージは一気にぶち上がった。
いかクラゲ「
その角度…あたし弱いの知ってるくせにでもそこいじられるとっあッやぁ♡あッあたしイッちゃ…♡あぁあぁあぁああぁあぁああぁ♡どぴゅどぷっどびゅ」
しっかり擬音まで読みエログリフィスを着地。
__しかし、これは序章に過ぎなかった。
トナ「じゃあ俺のター…」
いかクラゲ「待ってください。
エロ漫画読みます。」
トナ「…正気か?」
いかクラゲ「
なぜ男の人にはこのようなものがついているのでしょうか?私、気になります!」
トナ「私、気が触れそう」
こうしていかクラゲの
エロ漫画朗読ソロライブが幕を開けた。
…………
……………………
(4ターン後)
いかクラゲ「うひゃあ♡んぁあ♡お〇んちん好きじゃないっ…♡はっ、気持ちいいだけ…っ♡あっ♡いっぱい、びゅーってされたいだけ…♡」
トナ「(早くターン始めたいなぁ…)」
いかクラゲはまだ喘いでいた。
この試合だけで彼が読んだエロ漫画
は6冊を越える。
しかしそれ故に彼の手札は潤沢になっており、次にターンが返ってくれば確実に勝てる
と思われた。
いかクラゲ「はぁ、はぁ、疲れた…さぁ、早くターンを返してщ(゚д゚щ)カモーン(屮゜Д゜)屮」
トナ「了解。じゃあマナチャージして
」
いかクラゲ「あ」
勝者:トナ
決まり手:ロストReソウル
シスK行方不明事件
いかクラゲ「いやぁ、シスK引けてれば勝ってたんですけどねぇ」
試合後、いかクラゲはカードを片付けながらそんなことを言っていた。確かにノーコストで自身のクリーチャーを破壊できるダースシスKがあればもっと前にループに入れていただろう。しかし殿堂カードなので、仕方の無い気もする。
いかクラゲ「なんか最後まで見えなかったなぁ。多分盾落ちして……あれ、デッキケースに1枚カードが残ってるぞ?」
カードゲームにおいて、試合前にデッキを取り出す際、数枚デッキケースの中に取り残してしまう事故はよくある。どうやら今回、いかクラゲも取り残してしまっていたらしい。そして、残っていたカードは……
いかクラゲ「Jesus……」
そう、いかクラゲはデッキに最初から入っていないカードを引くためにエロ漫画を朗読しまくっていたのだ(絶望)
いかクラゲ「これ俺がエロ漫画読みたいだけの人みたいになってるじゃないですか!」
ワイ「でも結構ノリノリだったやん」
いかクラゲ「………」
ワイ「………」
準決勝 第一試合
地獄のような予選を潜り抜け、
4人の戦士たちが決勝リーグにコマを進めた。
我らがファミリーの王、
《原点にして底辺》なぜる。
九州からやってきた災害、
《平成最期のジャイアン》zero。
資本主義社会の代弁者、
《喘ぐ社会人》トナ。
そして本ブログの筆者、
《一般人》ナイトハルト。
しかしこの中から玉座に座りエロ漫画
を黙読できるのはたった一人のみ。
遂に、男たちの戦いは
クライマックスを迎えた。
☆☆☆☆☆
zero「5c苦手だけど突っ込むしかないわね」
トナ「安全に行きます」
準決勝第1試合は最強の速攻デッキ
と最強の防御デッキの対戦になった。
先行4ターン目
先に仕掛けたのは勿論この男。
zero「2マナ、テスタロッサ!1マナ、ナゼアール!1マナ、罰怒ブランド!」
トナ「なんで毎回罰怒持ってんの?」
zeroはニヒルな笑顔を浮かべると、
即座に攻撃宣言に入った。
zero「罰怒ブランドでシールドをWブレイク!!」
トナ「
今ブレイクされたカードを捨てて
Sexバックを宣言!」
トナ「
ほら♡ほらほら♡一滴残らず私のナカに射精して♡もうダメッあうッ射精てるッ♡あァんッ♡
…効果処理が終わったので9000以下のテスタロッサ破壊お願いします」
zero「まだ俺のアタックは終わってない!ナゼアールでシールドをブレイク!攻撃の後にエロ漫画を朗読します!!」
トナ「トリガーはありません」
ero「
おち○ちんの先が当たってるとこキュンキュンして苦しいんです…だから…動いてください♡はぁん♡
…処理終了。全軍アンタップ」
準決勝までたどり着いた男たちにとって、もはやエロ漫画を読むことは当然のプレイングであった。
遊戯王にはデッキと電卓が、
ポケカにはデッキとダメカンが、
バトスピにはデッキとコアが必要なように、
デュエマもデッキとエロ漫画が必要だった
のではないだろうか?
ここまで来ると正しいデュエマの
ルールを思い出せない。
zero「行くしかない!再び罰怒ブランドでシールドをWブレイク!!」
トナ「
」
zero「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
その断末魔の叫びは、九州にいる
ポケサーの同期にも聞こえたという。
勝者:トナ
決まり手:ヘブニアッシュサイン
準決勝 第二試合
準決勝二回戦はなぜると筆者のマッチアップ。
先に仕掛けたのは筆者。なぜるがメンデルスゾーンを打てなかったことをいいことに先行3ターン目、《性技精帝》を出す。
ワイ「
しょうじさ…好きぃ…あぁんッ奥っ…しょうじさんっおま○こおかしくなっちゃうっ♡
…効果で《正義星帝 鬼羅star.》出します」
このターン中に打点をそろえること
はできない。
だが、なぜるはまだ2マナ。
ゼルセクを召喚するまであと3マナ足りない。
つまりシシオ―カイザーが二枚盾に
埋まってない限りは勝ちだろう。
__よし、もう殴るか(デジャヴ)
ワイ「じゃあ鬼羅スターで2点お願いします」
なぜる「
Sトリガー!シシオ―カイザー!」
ワイ「...」
__大丈夫だ。まだ焦る時間じゃない。
《暴斬の姉豹》を出してアンタップしていた鬼羅スターでもう一度アタックするか考える。
手札のゴリオブゴリで、ドギラゴン剣にチェンジできるシシオ―カイザーを処理しておきたいが、そのためにはシシオ―カイザーがいるかもしれないシールドに向かって突っ込まないといけない。
__今思えばドギラゴン剣がいないことに賭けて冷静にターンを返し、次のターンに殴るプランをとるべきだっただろう。
しかしこのときの筆者はストロングゼロと度重なるエロ漫画朗読により思考力がバグっていた。昼間にゆゆゆの聖地巡りで行った神社のおみくじが大吉だったことを思い出し、なぜるのシールドに向かって突っ込むプランを決行した。
ワイ「お願い神様!もう一回鬼羅スターで2点!!」
なぜる「
」
神は死んだ。
勝者:なぜる
決まり手:2連シシオ―カイザー
決勝戦
なぜる「ケリ、つけようぜ」
トナ「絶対優勝するぞ!(ヤケクソ)」
長い長い戦いを経て、
選手は二人にまで絞られた。
片や我らの界隈の王にして無職。
片や今日までまともだと思われていた社会人。
騎士道でも武士道でもなく、
勝利のためにエロ漫画の朗読すらも厭わない
誇り高き戦士達。
彼らはたったひとつの玉座を求めて
己のデッキとエロ漫画を手に取った。
__ついに、性のデュエマ大会
の決勝戦が始まった。
☆☆☆☆☆
なぜる「2マナ、メンデルスゾーン!
2枚ブーストで終了!!」
先行2ターン目、なぜるはメンデルスゾーンにより大量マナ加速に成功する。一方のトナさんは特に2マナの動きは無いため何もせずにターンエンド。
そして……
なぜる「
ゼルセク召喚宣言。エロ漫画読みます」
ワイ「さぁゼルトSEXTが装備するのはドラグハートか、それともお兄ちゃんのおちん〇んか……今超次元の扉を開くためにエロ漫画を開きました!!」
エロ漫画を朗読しようとするなぜるを
実況風に茶化すギャラリー。
__しかし我々は忘れていた。
この男は、界隈の名前にもなっているほどの
バケモンだということを……
なぜる「
『せんせぇ…ずるいっ♡』『小学生のおま〇こ、締め付けがスゴいッ!!』『いじわ…る…すりゅ、お返しです♡』『がっちり握られてて…逃げられないしっ10歳のしていい顔じゃない!!』」
チョイスがドギツいなんてもんじゃない。
ほぼ法に触れている。結論:犯罪になりそう。
今まで見てきたクリーチャーの中で
一番のモンスターがそこにいた。
__私が性のデュエマ大会を開催してしまったがために恐ろしい怪物を覚醒めさせてしまったのではないか。
筆者が半ば災厄の箱を開けてしまったパンドラのように自責の念に苛まれていたとき、声が聞こえた。
トナ「また『RIDDLE JOKER』貸して貰ってもいいですか?」
災厄の箱の中には、最後の希望が残っていた。
トナ 「
ブレイクされたカードを捨てて、
トナルドン剣、イきます!」
けたたましい宣言とともに朗読が開始される。
もうなぜるを止められるのはお前しかいない。
トナ「
せん…ぱぁい♡もうダメ、だして!!中でいっぱい、あ、イッちゃううううううううううう!!
9000以下のゼルセクを破壊で」
なぜる「いやできないッ!!ドルマゲドンの効果でパワーアタッカー+2222を得ているゼルセクのパワーは11222だ」
トナ「くっ、隣のメガマグマを破壊...」
なぜる「ならゼルセク二回目のアタック時閣効果と革命チェンジ宣言とゼルセク効果発動!閣効果でメガマグマを出して閣を武神龍解。さらにドギラゴン剣にチェンジして栄光ルピアを2体踏み倒しつつゼルセク効果でハートバーンを出して全員にSAを付与」
ギャラリー「なんでこいつこんなに使いこなしてんの?」
『鬼に金棒、なぜるにエロ本』
とはよく言うが、性のデュエマ大会となぜるの相性はバッチリであった。
なぜる「さぁドギラゴン剣で3点だ!」
トナ「頼むッ!!トリガー来てくれッ」
会場に緊張が走る。
シールドから出たカードは...
トナ「効果でザーディクリカを出します!!ザーディクリカ効果で墓地のドラサイを唱えて二体目のザーディクリカをバトルゾーンへ!!二体目のザーディクリカの効果で手札からヘブニアッシュサインを唱えて墓地のグレンモルトをバトルゾーンへ!!」
大量のザーディクリカを出してEXライフで盾を増やすトナ。
しかしまだバトライ武神のアタックが残ってる。
トナの残りのシールドは4枚。
なぜる「バトライ武神効果で…くっ、殴れるのがバトクロスしか出ないか…バトクロスでザーディクリカを倒してEXライフを墓地へ!行け3点!」
見事全てのシールドを割り切ったなぜる。しかし盤面のガイナゼルの
トナ「ガイナゼルのSEXライフが離れたとき、エロ漫画を読んで相手のクリーチャーをすべてタップする!!
『もう出そうっ!!』『うんっ、イって!!射精してっ!!』『茉優先輩っ射精するよっ膣内にっ!うぁあっ!』『あんっ♡暁くんっあっ……♡ひあぁあんっ♡』」
なぜる「...ターンエンド」
トナ「俺のターン、今出てるクリーチャーで総攻撃!!」
なぜる「...トリガーは
ありません。」
トナ「ガイナゼルでダイレクトッ!!」
なぜる「...手札にあるボルドギは
0枚です」
トナ「対戦ありがとうございましたッ!!」
長いエロ漫画の読み合いの末、
勝利を手にしたのはトナさんだった。
勝者:トナ
決まり手:RIDDLE JOKER AdultEdition
閉会式
ワイ「いやぁトナさん優勝おめでとうございます」
トナ「ありがとうございます!第二回性のデュエマ大会待ってます!」
優勝したトナさんの顔は達成感に満ちていた。
どうして彼が今までまともだと思われていたのだろうか。
…そういえば彼は社会人だったような。
ふと気になったので聞いてみた。
ワイ「そういえばトナさんって今週有給とってくださったんですか?」
トナ「うん、バチコリ有給だよ」
ワイ「ってことは…
有給とってエロ漫画朗読してたんですか?」
トナ「……」
ワイ「……」
トナ「……寝よっか。」
こうして優勝者の一言により、激しかった戦いは
静かに幕を下ろしたのだった……
最終章 バイバイ香川!!また逢う日まで!!
【4日目】
そして最終日。筆者たちが九州へ
と帰る日がやってきてしまった。
その日は2日目と同じく、朝からみんなで
うどん屋をハシゴした。最後に香川のうどんの
味を舌に焼きつけるためだ。
3件ほど回り、舌と胃袋が炭水化物で満たされた頃。帰りの電車まで少し時間が余った一行が立ち寄ったところは……
カドショだった(決闘者の宿命)
やはり私たち戦闘民族は決闘から逃れられない。時間が空けばデッキの一人回しやストレージの整理を始めるようなTCGプレイヤーは九州にいようと香川にいようと終始シャカパチして然るべきなのである。
☆☆☆☆☆
しばらくカードショップで遊んだ後、時間が来たので瀬戸大橋を渡る電車が来る駅前に移動して集合写真を撮った。いよいよお別れの時間だ。
なぜる「また遊びに来いよ」
トナ「なんだかんだメッチャ楽しかったわ」
いかクラゲ「第二回なぜペディアCSいつですか?」
福介「第二回なぜペディアCSは参加しません」
__こうして、我々なぜるファミリー達は
再会を誓い合ってそれぞれの帰路についたのだった…
☆☆☆☆☆
瀬戸大橋を渡る電車の中で、筆者は窓の外をぼんやりと見つめながら香川での日々を懐かしんでいた。
九州から香川に行ったことのある人々は星の数ほどいるだろうが、九州から香川に来てもてなしてくれた恩人たちの鼓膜をカラオケで破壊した挙句エロ漫画を朗読させながらデュエルマスターズをしたのはきっと有史以来筆者たちだけだろう。
10年後には長かったこの旅も、笑い話か黒歴史になっているのだろうか。
はたまた近い未来に、『性のデュエマ大会2 脅威の侵略者編ファイア/ブリザード』が開催されるのだろうか。
だが、いずれにせよ絶対に変わらないことがある。
それはこの旅行が最高に楽しかったことだ。
__帰ったらブログ書かないとな。
記事のタイトルは、そうだな……
瀬戸内海に沈んでいく夕日は、
この4日間のように眩しく輝いていた。