ナナミロク

在原七海のファンサイトです(大嘘)

エ◽︎フェッショナル〜ナイトハルトの日常~

※本ブログは全てノンフィクションであり、実在する登場人物、団体名、作品名等は一切関係あります。(無許可ですが。)ただし、実在する番組名、番組構成、主題歌等とは一切関係ありません。いやマジで。






































\\ポーーーン(ピアノの音)//






ナレーター:ここ、七隈の地にある城南市民センター。その第一第二和室からは今日も一際騒がしい声が響き渡る。福岡大学非公認ポケモンサークル『トウカのもり』だ。今日もそこでは熱きポケモンバトルが繰り広げられていた。


ナレーター:そんな中、誰よりも真剣な眼差しでデュエルマスターズに興じる男がいた。彼こそが今回のプロフェッショナル、ナイトハルト(20)である。







Q.ポケモンはしないんですか?
ナイトハルト:「あ、もう終わりました!まぁ割と勝ったんでよかったかなw」




ナレーター:そう言って笑う彼からは悔しさが感じられない。どうやら今は外部生とのデュエルマスターズに夢中のようだ。



ナイトハルト:「ブランキーでシールドをブレイクするとき、レッドゾーンZに侵略!ダイレクト!」


bot大壺(仮名):「革命ゼロトリガー宣言します。ボルシャックドギラゴンで…成功です 」



ナイトハルト:「デュエマおもんな 」





ナレーター:ポケモンもイマイチ、デュエマもイマイチ、こんなニョロボンみたいな中途半端な(ごめん)男のどこがプロフェッショナルなのだろうか。今回我々取材班は、そんな彼の日常に密着してみた。













ナレーター:ナイトハルトの朝は、早い。


ナレーター:時刻は午後5時前。爽やかな西日とともに、目を覚ます。



ナイトハルト:「おはようございます 」

ナレーター:我々取材班を、彼は笑顔で迎え入れた。



Q.起きるの遅くないですか?
ナイトハルト:「まぁ春休みなんでね。大学もないしバイトもしてないから。それにこのくらいの時間に起きるとスーパーのタイムセールにちょうどいいんですよ 」



\\ポーーーーーン//




ナレーター:番組が独自に調べたところ、寝起きの大学生たちの約8割以上が、寝起きにすぐスマホをいじるという。


ナレーター:この男もまた、スマホに手をかけていた。だが、彼はすぐにスマホをテーブルに置いた。


ナレーター:すると、彼のスマホから、軽快な音楽が。


Q.何をしているんですか?
ナイトハルト:「寝起きのラジオ体操です!あ、ちょっとサビなんで待ってください。
カミサーマモアーキレールヨーナ\( ^ヮ゜)>」



ナレーター:彼の一日は、この天神乱漫ダンスから始まるという。



ナレーター:この天神乱漫ダンスを3セットしたあと、ようやく朝食(※夕方です)を摂る。


ナレーター:朝食のあと、彼は早速仕事に取り掛かる。長年の相棒だと語る、銀色のノートパソコンをテーブルの上にセッティングする。そして、テーブルの左脇には、ティッシュペーパーが。


ナイトハルト:「今やってるのは、主人公たちの住む町に留学に来た金髪の北欧人の女の子ですね。このアルプス級のおっぱいがクゥータマンネェナァ」



ナレーター:彼は現在、『千恋*万花』というエ◽︎ゲをプレイしているのだ。彼は多いときには、1ヶ月で4本のエ◽︎ゲをやりきったという。


ナイトハルト:「一日のプレイ時間はまちまちなんですけど、気がついたら夜が明けていたこともありましたね。一晩中出し切ったという主人公の気持ちがわかった気がします 」


ナレーター:感慨深い表情で語る、ナイトハルト。彼はエ◽︎ゲをプレイするために、様々なものを捧げてきた。




\\ポーーーン//


ナイトハルト:「まぁバイトもしてないんで、削れるところを削りましたね。食費が1番削りやすいので酷い時は10日間を2000円で過ごしたこともあります。エ◽︎ゲは食費に入れていたので笑


ナレーター:彼曰く、近所に、200円のカレー屋がなければ、今頃1人寂しく野垂れ死んでいたという。


ナレーター:そうして、約八時間ほど『千恋*万花』をプレイしたのち、パソコンの電源を落とした。どうやら、流石に疲れてきたようだ。


ナレーター:すると、今度はあるものを取りだした。デュエルマスターズのカードストレージである。


Q.何をしているんですか?
ナイトハルト:「もうすぐ、サノバウィッチが5周年なんですよ。僕は紬マンマっていう母性を擬人化したみたいな娘が大好きなので、『ブみ』をテーマにしたデュエマのデッキを組みたいなぁ、と 」






ナレーター:取材班の中に、彼の発言が理解出来たものはいなかった。だが、プロフェッショナルである彼の目は、真っ直ぐと何かを見据えていた。


ナレーター:こうして1人回しを続けた後、身支度を整え、翌日午前8時頃、就寝。この規則正しい生活こそが、健康につながり、より良いコンディションでのエ◽︎ゲに繋がるという。










ナレーター:そんな彼の目に、ある日1件のツイートが飛び込んできた。どうやら、よくオフ会でお世話になっている鹿児島大学ポケモンサークル代表であるFullさん(仮名)が、筆者の地元である熊本大学ポケモンサークルに遊びに行くらしい。


ナイトハルト:「すぐに行くことを決めましたね。ちょうど里帰りして熊本のらしんばん千恋*万花の画集買いたかったので 」


ナレーター:しかも彼の目は大きく見開かれていた。そのサークルの開催日は2/27日。


そう、サノバウィッチ五周年生誕祭である。


ナイトハルト:「いやぁ、運命だと思いましたね。これはもう熊本に帰省してエ◽︎ゲを布教するしかない、と 」


ナレーター:そうして彼は真っ先に、デュエマのストレージを取りだした。先程言っていた、『ブみ』のデッキである。


ナイトハルト:「やっぱり僕もそうだったんですけど、エ◽︎ゲってなかなか始め辛いじゃないですか。なのでデュエマを使って、少しでもエ◽︎ゲを、『ブみ』を伝えられたらなと思いましてね 」


ナレーター:こうして、試行錯誤を続けること約4時間。ようやく、デッキケースに『ブみ』をしまった。満足する出来のようだ。


ナイトハルト:「じゃあ今から熊本に帰るので、当日現地でお会いしましょう」


ナレーター:そうして、取材班に別れを告げ、ひのくに号に乗り込むナイトハルト。











ナレーター:2月27日、午後2時40分。熊本大学正門前に、彼は居た。


ナイトハルト:「おはようございます、お久しぶりです 」


ナレーター:取材班と笑顔で挨拶を交わすナイトハルト。


ナイトハルト:「じゃあ早速行きますか!」


ナレーター:こうしてポケモンサークルを探し校内を歩くこと約8分。彼の頭にひとつの疑問が浮かんだ。



\\ポーーーン//



ナレーター:やや焦った表情で案内板に向かう彼。



ナレーター:またしても彼の脳内には、疑問が。



\\ポーーーン//




[回想シーン]
ナレーター:1999年9月11日。後に『テロの日』と言われるこの日に、ナイトハルトは生を受けた。幼少期は特撮とポケモンに溺れるごくごく普通のインドア少年であった。


ナレーター:しかし彼が、小学三年生の頃、祖父の家で見ていたアニマックスで、デジモンアドベンチャーを見ていたとき、彼の人生は決定的に変わったと語る。


\\ポーーーン//


ナイトハルト:「わたしは…子供の頃…デジモンアドベンチャーの『エンジェウーモン』って居ますよね…あれね…アニマックスで見たときですね。あの『エンジェウーモン』が敵の攻撃でやられるときの『声』…あれ…初めて見たとき…なんて言うか……その…下品なんですが……フフ…勃起……しちゃいましてね…… 」


ナレーター:そのエンジェウーモンというのがこちら。確かにエッチである。


ナレーター:その後、彼は神のみぞ知るセカイインフィニット・ストラトスニセコイを経て花澤香菜一神教を高校を卒業するまで貫いた。しかし、彼の胸にはどこか、やるせなさがあったという。


ナイトハルト:「ほんとにこれでいいのかって言うのは思ってましたね。確かに栞織もシャルロット・デュノアも小野寺小咲も大好きだったんですけど生涯の推しって言えるほどではなかったんですよね… 」


ナレーター:その後、ナイトハルトは大学に入学後エ◽︎ゲを嗜み程度に始めた。そして、彼は遂に生涯を添い遂げる推しと出会った。


\\ポーーーン//


ナイトハルト:「やっと出逢えたって感じでしたね!彼女を見たとき身体中の全ての細胞が歓声をあげたと言いますか笑 ようやくスタートラインに立てたと思ったのを覚えています 」


ナレーター:こうして彼は生涯の伴侶、在原七海と出会ったのであった。


[回想終了]


ナイトハルト:「確かに黒髪ヒロインには魅力的な娘が沢山いますよね…でもやっぱり僕は甘えてきてくれる金髪の女の子が大好きなんですよ 」


ナレーター:その後、熊本大学ポケモンサークルの部長に迎え入れられ、いよいよサークルが始まった。ナイトハルトもこのときは真剣な顔になる。そしてバックから取り出したのは……そう、もちろん『ブみ』のデッキケースであった。


テブリム収集家(仮名):「ナイトハルトさん、デュエマ持ってきてますか? 」


ナイトハルト:「もちろん!とっておきの新デッキがあるんだ 」





ナレーター:バブールブランドミッツァイルを使った超速攻デッキ。切り札の頭文字をとってナイトハルトは『ブみ』と名付けたのだ。


テブリム収集家(仮名):「え、ちょ普通に強くない? 」


ナイトハルト:「パワーカード詰め込んだからね。あとはやっぱり『母性』かな?という訳でサノバウィッチやってみない? 」



ナレーター:他大学のサークルに遊びに来てまでエ◽︎ゲを布教し始めたナイトハルト。空回りすることも多いが、彼は布教することを辞めない。人は彼をエ◽︎フェッショナルと呼ぶ。


\\ズットサガシテーターリソウノジブーン//



ナイトハルト:「好きなことへの情熱ですかね。何かを愛することこそがプロフェッショナルの原動力だと思います 」


\\セカイジュウニアフレテルタメイキト//


ナレーター:エ◽︎ゲに対する偏見を払拭するために、今日もナイトハルトは戦い続ける。


\\キミトボクノアマズッパイザセツニササグ//


ナレーター:ナイトハルトのエ◽︎ゲ布教は、始まったばかりだ。


\\アトイィポダケマエェニィ⤴︎⤴︎ススモウ ジャーン//

              終
            制作・著作
            ━━━━━
             ⓃⒽⓀ

おまけ

ナレーター:次回のエ◽︎フェッショナルは


ヨクバリス安西(本名):「スイッチを無くしちゃって…」


ナレーター:どん底から這い上がる1人の男の挑戦!

ヨクバリス安西:「やっぱり欲しいじゃないですか。真作色ヤバチャ 」


ナレーター:小数点の彼方の確率に挑む男のリスタートの物語!『ヨクバリス安西〜zeroからのリスタート〜』(人気があれば)執筆開始(しない)。